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●こんな日の出が見えました

福井県の花立峠というところに朝の白山を撮りに行きました。
この時の日の出がなかなか強力でした。
白山とはちょっと関係ない位置からの日の出ですが、ご紹介します。

日の出前
日の出前(HDR処理)

日の出
日の出(HDR処理)
冬の雲の合間から日が差しました。

日が上る
日が上る(HDR処理)
上の雲に隠れるにつれて、下方に光芒が伸びました。

日の出前の白山
日の出前の白山
これは日の出前です、まもなく雲に隠れてしまいました。残念。


日の出関係の3枚は全てHDR処理でダイナミックレンジを拡張しています。
この処理のおかげで、光芒の中心部や暗部の階調を補うことができます。
そして色の純度が増して、鮮やかな色になり、独特な雰囲気になります。
また、処理パラメータの設定如何で、生成される画像の印象が幅広く変化します。
最終的には、観客に受け入れられるかどうかですが。。。
上の画像は、良いか悪いかは別として、可能な限り全体の階調を出せるようにしました。
参考までに、HDRなしの画像を載せておきます。

DPPノーマル現像
DPPノーマル現像
ピクチャースタイル:風景、明るさ調整:+0.33、ホワイトバランス:太陽光。
それ以外は全くいじっていません。

撮影日 2006年11月13日

<2006年11月17日追記>
HDR画像を再調整しました。
ちょっと自然になったかな?
HDR処理 再調整
HDR処理 再調整


コメント

こんばんは。
「HDR処理」
>可能な限り全体の階調を出せるようにしました。
いままで「HDR処理」のことが?でしたが、処理したものと否とを比較すると色調の幅が広がっているのが良くわかり理解できました。いいんじゃないでしょうか。

HDRで階調を出した結果、光芒中心と周辺の照度変化が必然的に少なくなり、特に赤色の部分の階調が、ストレート現像に比べるとベタに近くなっています。
今までのフィルムの感覚で見ると、このような画像は、結構違和感が大きいと思います。
ただ、写真というものは、写真愛好家だけのものではありません。
普通の人はフィルムと比べた場合の違和感など考えることないでしょう。ただ、自分の経験・記憶からの違和感は敏感に察知すると思います。
写真を長く続けていると、このあたりの感覚がわからなくなるんですね。

 二枚目の写真は元画像の方が自然な感じで落ち着きますね。

amyuさん
私もちょっとやりすぎの印象がありました。
再調整した画像をアップしてみました。
光芒は控えめに階調を補っています。
まあ、このあたりの調整は、無限のやり方がありますので、あまり突き詰めていくと寝る時間がなくなりますし。。。

 再調整の画像はかなり自然に見えますね。
 元画像より手前の暗い部分がよく見えます。
 太陽の光と暗い部分の明るさ、そのコントラストが悩ましい所ですね。
 
 

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