5月4日に越前禅定道を歩いたときは、ブナの芽吹きには少し早い感じがしました。
今回は、山頂を目指さず、ブナの新緑だけ目当てに行きました。
ブナを見上げる
入山したのは昼前で太陽はほぼ真上です。
逆光を林床の残雪がレフ板のかわりをして(太陽光を反射する)補ってくれます。
越前禅定道のブナ林から見た白山
ここから見ると、六万山から観光新道へ続く尾根が真正面に見えます。
越前禅定道から白山を開山したという泰澄は、白山登頂にこのルートを選んだとされてますが、もっともなことだと思いました。
しかし、白山の山頂付近も黒々とした岩肌が目立ってきました。
4月後半に登頂したときは、山頂一帯が岩氷に覆われていたのですが、それから1週間くらいでこんなにも変わるとは。。。この時期の山の変化は早いです。
新緑の頃の雪面
ブナの芽の表皮がいっぱい落ちています。
風で痛めつけられたのか、新葉も落ちてます。
撮影 2008年5月6日