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●山の恵み クルミと栃

クルミ拾いに出かけました。


クルミ
クルミ
クルミ拾いは、殻を割って直接中を食べるのなら9月中がいいそうです。早い時期は実が詰まってないので簡単に実が取り出せるのです。

10月になると、実が詰まって1個あたりから取れる量は多くなりますが、取り出すときにはぼろぼろになりやすいので、和え物などに適しているそうです。
クルミを拾っているとき、リスを見かけました。同じクルミを動物も食べにきます。


クルミの天日干
クルミの天日干
良く干しておくと何年も保存ができます。
干しかたが足りないと、油が浮いてダメになるそうです。
外国産のクルミに比べて、山のクルミは小ぶりです。


右のムシロが栃の実、左がクルミ
向かって右のムシロが栃の実、左がクルミです。


今日クルミを拾ったのは、出作りの跡地です。時代が変わり出作りが行われないようになって50年ほどだそうです。
出作り跡はクルミの林に変わっていました。
春はコゴミやイラクサなど山菜の宝庫になるそうです。
また、山の中なのにミョウガを見かけました。ミョウガがあることで、かつてそこに人の暮らしがあったことがわかるそうです。


撮影 2008年10月22日

取材協力 中宮レストハウス
中宮レストハウスは、白山スーパー林道の石川県側入り口の手前にあります。
お勧めは、手作りのおはぎ、自然の中で育った原木ナメコ、レストハウスの主が拾った栃を原料にした栃もち(ないときもあります)などです。