●中宮道のカタクリ
中宮道のカタクリ
朝早くですのでまだ開いていません。
登山道に咲いたカタクリです。
葉っぱに踏みつけられた傷があります。
踏んだのは人間ではなくて、猿だと思います。
この時期の中宮道は猿の糞だらけです。
猿の糞を1回も踏まずに歩くことは、まず無理でしょう。
糞のついた靴がズボンにすれると、ズボンが強烈に臭くなります。
とにかく、歩くときには細心の注意をするよう、おすすめします(笑)
奥山ではまだ普通にカタクリを見ることができます。
先日中宮道を歩いたときには、芽吹いたばかりで蕾もつけてないカタクリが多数ありました。
まだ、しばらくの間は楽しめそうです。
ところで、奥山のカタクリは、どちらかというと矮小になりがちです。
高度があがると周囲の木々の背丈も低くなり、極端な場合は笹原になっていたりして、風当たりも強く昼間の日光も強烈になるからだと思います。そんなところのカタクリは小さく、しっとりした感じがなくて、どうもカタクリらしいイメージがないと思うのです。
この中宮道は、高いところまでブナの森が続き、遅くまでカタクリらしいカタクリを見ることができます。
撮影 2009年6月1日