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●もらいました

もらいました

プリンタメーカのエプソンさんが開催する、「それいけ写真隊 in 金沢」(10月17日)というイベントでもらったものです。
インクジェット用の紙は正直言って嬉しいです。
カードホルダー(名札とかを入れて首にかけるやつ)は、個展でも開催するときにお客様の応対に使えそうです。


面白かったのは、数種類のプリンタと数種類の用紙で同じデータを出力して並べてあるコーナーです。
全てが、プリンタドライバによる色補正付きの出力だと思いますが、各モデルの狙いというか違いが、一目瞭然でした。
以前、PX-G5300のモニタに当選してしばらく使ったことがありますが、その時はこれのA2モデルがほしいなとブログに書いたことがあります。
しかし並べてみると、PX-K3インク系のプリントはとても自然な感じで、G5300とは一線を画しているのがよくわかりました。
これだけの差があると、G5300系列では画質追求型の大判モデルの実現の可能性は少ないだろうと思いました。
それと、A4モデル(確かPX-G930でした)は、G5300と同じ系列のインクとは思えない派手な仕上がりになってました。
レタッチなしで見栄えのするプリントを求める人にはよさそうですが、レタッチして作品作りをする人には扱いにくそうです。
プリンタによってドライバの味付けが相当変わっているようです。


データを持ち込めば、係員がレタッチしてA3サイズに出力してくれるコーナーがありました。
実は、最近Photoshopのレタッチ専門の写真教室を立ち上げたばかりです。
誰からもPhotoshopを習ったことのない人間が人に教えようというのですから。。。
何か参考になることはないかとプロのレタッチをのぞき見していたのですが(笑)、一般的なことしかやっていませんでした。
もっとも、このようなシチュエーションでは、極端なことはできないのだろうと思います。

ただし、収穫もありました。
私は盲信的な「プロファイル印刷至上主義」(笑)だったのですが、ちょっと考えが変わりました。
出力コーナーでPX-5600やPX-5002から出てくる結果を見ていると、ドライバ印刷でもかなりデータに忠実に出ているように思いました。
マッチングそのものはプロファイル印刷が上だと思いますが、プリンタのガモットをフルに使える点ではドライバに分がありそうです。
私は、写真のインクジェット出力黎明期?を体験した人間だと思います。
当時のプリンタのドライバの味付けに困って、プロファイル印刷に活路を見いだした経緯があります。まあ、古い人間です。
今の上級機種のドライバは、作品作りに使えることを実感しました。


プリンタとは関係ありませんが、印象に残ったのは、携帯用のフォトストレージの液晶がきれいだったことです。
視野角は広いし、現場確認用としては発色もすばらしいと思いました。
私の長期取材は装備をぎりぎりまで削りますし、そもそも電源がとれないとこばかりで、フォトストレージにデータを移すことには相当のリスクを伴います。
通常は32GBのコンパクトフラッシュを3枚携帯しているし、フォトストレージの出番はないのですが。。。
あの品質の液晶が私のカメラの後ろに付いたらいいだろうなあと思いました。

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