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●わたしの雨対策

水はやっぱりカメラの大敵です。
私の工夫を紹介します。
多くの場合は、以下の複数の方法を併用します。
また両手がフリーになる方が何かと便利なので、基本的に三脚を使用します。


■コンビニ袋
一番簡単なのはこれ。
コンビニ袋

簡単で完璧に水を遮断する、優れた対策方法だと思います。
寒いときの保温にも結構効果があります。
格好が悪いのが玉に傷。
それと、撮影時は取り外す必要があります。
30万以上のカメラをコンビニ袋でガードするのもちょっと。。。
ちゃんと縛り付けていないと、あわれ、風に飛ばされてしまいます。
しかし、コンビニ袋を使ったことがない人はいないでしょう。
工夫というほどでもないですね。お粗末でした。
 
 
■シャワーキャップ
シャワーキャップ
だんだん高度になってきます。
私がホテルや旅館に泊まるのは年に1~2回ですが、シャワーキャップを見つけるとあるだけ取って帰ります。ちなみに、ティーバックの類も持ち帰ります。貧乏性なものなので。。。。
コンビニ袋みたいに風に飛ばされたりすることはありません。
また、明るいレンズなら大まかなフレーミングもできます。
しかし、本来の目的でシャワーキャップを使ってる人って、いったいどれくらいいるんでしょうかねえ。
 
 
■ボタン類の防御
ボタン類の防御1
ボタン類の防御2
材料は、ポリ袋の切れっ端と両面テープです。
非常にみっともない(^^;)のですが、効果はあるはずです。
濡れた指どころか、泥の付いた指でも安心してシャッターが切れます。
しかし、デジカメになってからボタン類が多くなったのは困りものです。
全てのボタンを防御するわけにはいかないし、特にキヤノンのぐりぐりボタンは、ガードしようがありません。
このボタン防御は天気に関係なくいつも付けっぱなしです。ビニールのくずみたいなのがくっついたカメラを持った人を見かけたら、それが私です。
なお、私の場合、プリントボタンやゴミ箱ボタンは全く使わないので、いっそのことビニールテープなどで完全にシールしてもよいと思いましたが、使わない故にここからトラブル可能性も低いだろうとの判断で、今のところ何もしていません。
 
 
■バンダナ
バンダナ
カメラの上にバンダナを掛けておくだけです。
バンダナが水気を吸収するので、極端にカメラがぬれることはありません。
バンダナは乾いている必要はありません。濡れたら絞って使います。
ある程度の保水量があれば何でもいいのですが、大きすぎるものは、かえって扱いにくい時があります。
保水量、乾きやすさ、携帯性などを総合的に考えて、バンダナに落ち着きました。
アングルを決めるときには前玉の部分をめくりあげるので、アングルが決まった時には、レンズには水滴が付いていることでしょう。
再びバンダナをかけて、レンズ前玉をバンダナでぐるぐると吹き続けながら、レリーズのタイミングを待ち、レリーズの直前にレンズの前玉を露出させ、振動が収まった頃合いを見計らってできるだけ早くレリーズします。
横に流れる霧雨や、滝の水煙の中、上向きのアングルを取るときなど、一瞬でレンズに水滴が付いてしまうような時には、この方法しかありません。
ただし、オートフォーカスレンズでこの「ぐるぐる」を行うと、特にがたつきの多い安いレンズはフォーカスがずれることがあります。要注意です。

また、バンダナで拭くと間違いなくレンズのコーティングは痛むでしょう。私は長年やってきた方法ですが、お勧めはしません。
 
 
■オリジナル雨よけシステム
オリジナル雨よけシステム1
オリジナル雨よけシステム2
ホットシューに小型の水準器を付けておくと、ファインダーがのぞきやすくなります。
オリジナル雨よけシステム3
材料は、OHPシートと粘着テープ付きのベルクロテープです。
欠点は、やはり非常にみっともないことです。
それと、最近はOHPシートの入手が難しいかもしれません。
カバーした部分は濡れることはありませんが、周囲に雨だれが落ちます。
この雨だれは、特にレンズ先端部を濡らすのが問題です。
先に説明したバンダナの併用が有効です。
 
 
■気合い
ケースバイケース、人それぞれだと思いますが、作品とカメラのどちらが大事かということですね。
カメラに気を使っていては、良い作品をモノにできないことはあります。
やるときはやるということで、頑張りましょう。