7月15日、雨の白山を歩きました。
傘をさして観光新道を登り、砂防新道を降りました。
うっとおしい雨ですが、この雨のおかげで雪解けが進み花も開くのです。
観光新道は、今ハクサンタイゲキの新鮮な緑を見ることができます。
ニッコウキスゲは、観光新道下部で盛り、徐々に上部へ移っていくでしょう。
咲いたばかりのダイモンジソウを蕾と一緒に撮りました。
馬のたてがみでは、ミヤマクワガタがいっぱい咲いてました。
砂防新道の上部では、キヌガサソウが見頃です。
雪解け直後のナナカマドの林床。
これから色々な花が咲くでしょう。
散った花びらを見つけて見上げると、ミネザクラが。
今年の花の開花は、冬でも雪が吹き飛ばされるところは例年通り、雪がたまるところは厚い残雪が残って遅めだと思いました。
7月15日の夜、降り続いた雨がさらにひどくなり、この記事の投稿時点(6日の明け方)では、県道白山公園線(市ノ瀬~別当出合)が大雨のため通行止めになっています。
まあ、騒いでいるのは人間だけ、白山の花には関係のないことでしょうが。
コメント
ハクサンタイゲキ、きれいですね。
ミヤマクワガタも見てみたい花です。
先週砂防新道を甚ノ助小屋まで行きましたが、小屋の下まで雪がありました。
雨の日のお花の撮影は大変ですね。
やっぱり雨の日でも三脚を使っての撮影ですか。
Posted by: amyu | 2006年07月16日 12:32
ミヤマクワガタが白山で見られるのは、観光新道の馬のたてがみか展望コースの展望台付近ですね。分布範囲は割と狭いみたいです。
雨の日でも三脚は使ってます。
シャッター速度が遅めにくなるので、風がやむのを待つのには三脚が有効です(手持ちでは待つのは耐えきれません)。
またマクロ撮影ではピントの合う範囲が非常に狭くなり、前後数ミリの正確さが必要になることもあります。こんな場合も三脚が役立ちます。
Posted by: kimura | 2006年07月16日 14:36