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●休耕田

柴山潟近くの田圃に朝の白山を撮りに行きました。
昨日は実にクリアな空気だったのですが、この日はそれほどではありませんでした。
稲が植わった田圃からも撮りましたが、近くの休耕田で雑草が朝日を浴びているのが目に止まりました。

休耕田から白山

田圃は稲が植わっていてこそ自然。
どちらかというと憂うべき存在の休耕田がきれいに見えてしまって複雑な心境ですが、そのように見えてしまったのですから、しょうがないですね。

この辺の田圃は、整備が行き届いて農業を営む方々の稲作にかける意気込みも大きいものを感じます。
しかし、油が浮いているところもありますし、カエルの声も聞こえません。
自宅付近の田圃は、結構おおらか(いいかげんとも言います)で、稲の植え方は雑だし、地主の性格にもよるのでしょうが雑草がはこびる田圃もあります。
しかし、カエルやオタマジャクシ、イモリなんかが泳ぎ回っています。夜はカエルの声がうるさいです。


この写真、実はかなりいじっています。
いじっていると言ったら全てが疑わしく見えてしまうのですが、上部の空や白山、太陽は、DPPのピクチャースタイル風景で、ほぼノーマル現像です。DPPのピクチャースタイル風景も結構すごい発色なんですが、この絵柄だと旧ベルビアなんかの方がもっとすごいように思います。
その下部の草原は撮影時の印象を再現するためにかなり色々なことをしています。
結果として、フィルムでは絶対撮れない画像になりました。フイルム派の人や、デジタルでもストレートな撮影しかしない人は、カメラのベテランほど違和感を感じるかもしれません。
問題は、普通の人がどう思うか、これは私自身にもわからないです。
私的には、中央のつる草のコントラストが少し高すぎたかなあと思いますが、調整しだしたら際限がないので。。。

撮影 2007年6月17日