●白山の防災工事
甚ノ助谷は昭和初期の石積み堰堤がたくさん残っています。が、甚ノ助谷全体が一年間に10cm以上も移動しているそうで、その移動によって崩壊した堰堤があります。
排水トンネル入り口
地滑りを止める手段の一つに地下水を抜くというものがあります。
砂防新道の下にも地下水を抜く「排水トンネル」があります。
排水トンネル終点の水抜きボーリング
ちょっと広くなっていて、ここからさらに水平に水抜きボーリングがのびています。
このボーリング孔をつたって白山の地下水が排出されます。
白山には、このような排水トンネルがたくさんあるそうです。
白山の工事の是非について色々言われますが、一方的な理論や感情的な意見が多いような気がします。
まずは、事実を正しく認識することが先決だと思います。
撮影 2008年8月28日