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●写真展 白山加賀禅定道

2008年10月2日~10月26日
■もく遊りん
http://www.moku-you-rin.co.jp/
火曜日定休11:00~21:00 25日は16:00まで
石川県白山市八幡町 パーク獅子吼内
TEL076-273-9501
■ギャラリートーク(木村芳文の展示解説) 10月18日(土)18:00~
■主催:もく遊りん
■後援:北國新聞社、北國写真連盟、北國新聞文化センター、テレビ金沢

※ 展示には白山杉を材料にもく遊りんが製作した額縁を使用します。

写真展チラシ写真展チラシ

加賀禅定道は3本ある白山登拝道(禅定道)のうち、加賀(石川県)から白山を目指す古道です。
『泰澄和尚伝記』によると、「白山への禅定する僧侶・俗人引きもきらなかった」との記述がありますが、往時の白山登拝は多くの日数と多額の費用、強靱な体力が要求される厳しい旅であったと想像されます。
近代の登山は、手軽に短時間で登れるルートが好まれる傾向があり、禅定道を歩く人は少なくなってきました。
これは一概に悪いことだとは言えませんが、忘れてはならないのは往古の禅定道が白山山麓の文化をはぐくみ、今の白山を形成してきたということです。
加賀禅定道は、白山の登山道の中でも厳しい道であることは確かですが、その景観は最も秘境的要素が強く感じられます。