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●雪

昨日から雪が降り、拙宅近くで20cmは積もりました。

綿ヶ滝
近くの綿ヶ滝は樹氷に囲まれていました。


撮影 2008年12月7日


EOS 5D MarkII のテスト撮影です。

しばらく(数年のことですが)新しいカメラを買ってなかったので、隔世の感があります。浦島太郎みたい(笑)。新しい機能が沢山ついています。
高感度撮影時のノイズ低減と周辺減光補正、それにオートライティングオプチマイザは、DPPで現像するときにコントロールできるので、RAW撮影なら無視できます。
高輝度側階調優先というやつがくせ者です。RAWになにがしかの細工をしているようですが、実際のところ何をやっているのかわかりません。キヤノンに問い合わせても非公開とのことです。この機能を有効にすると同一の露光を行った場合の白トビ耐性がアップすることは確かですが、暗部の画質は低下します。
それに高輝度部は白トビを回避できたとしても、キレがなくなります。
雪景色の微妙な露出でテストしましたが、この機能を有効にして撮った画像は、あとでレタッチすることを前提とするなら、通常の露光をした画像を越えることはなさそうです。
RAWで撮っても後でコントロールできまないところが辛いです。
特別厳しい条件で、雑に撮らざるを得ない場合の救済的な機能としては使えそうです。

不満点もあります。
一番の不満は、ケーブルレリーズの接続端子の下にマイクの接続端子がついたことです。旧モデルでも、ケーブルレリーズの装着がもっとスムーズにできないものかと思っていたのですが、状況はさらに悪くなりました。端子のカバーの構造上、下の方が扱いやすいんです。このカメラを使う人がケーブルレリーズとマイクとどちらをよく使うか、考えるまでもないことだと思いますが、いったい何を考えてデザインしたんでしょう。
それと、USB端子の下にHDMI端子がついています。私的にはカメラ直結撮影はめったにしないし、実害はないのですが、このデザインも疑問です。
私的一番ありがたいのは、センサークリーニングだったりして。。。